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江戸の知恵「打ち水」で、夏も涼しく。風情を感じる日本の文化です。

本年度の「打ち水日和」は9月末をもちまして終了いたしました。
打ち水に取り組んでいただき、ありがとうございます。
来年度も引き続き、「打ち水日和」へのご協力をよろしくお願いします。

打ち水を語る

ひんやり江戸ラボ

打ち水始めました。

キャンパスラボ×都庁職員対談

各大学の顔となるミスキャンパスが集結し、社会課題に取り組むキャンパスラボがPRアンバサダーとして打ち水について学び、「ひんやり江戸ラボ」として魅力を伝えるプロジェクトです。ひんやり江戸ラボメンバーが東京都庁に行き、都庁職員と打ち水について語り合ってきました!
※打ち水大作戦本部作戦隊長 真田武幸氏 ご協力

ひんやり江戸ラボメンバー(左から佐野有沙、山下千晶、竹本萌瑛子)

  • Q打ち水って何となくのイメージはあるのですが、詳しくはあまり知りません。そもそも打ち水っていつから始まったものなんですか?

    A:打ち水は江戸時代から夏の暑さ対策の習慣として行われてきた、日本の伝統的な文化です。

    山下さん:江戸時代から!そんな昔からやっていたんですね。

    A:元禄時代の俳句などにも打ち水という言葉が出ており、浮世絵にも打ち水をしている人が描かれているようですよ。

    竹本さん:打ち水をするのに良い時間帯などはあるのでしょうか?

    A:意外に思われるかもしれませんが、日中の日差しが強い時間帯は水がすぐ乾いてしまい、打ち水の効果が続きません。
    朝夕は日差しが強くなく、効果が持続しやすいですね。朝に撒いておけば、日が昇っていくにしたがって地表温度があがるのを防ぐことができますし、夕方は日中に日が照って溜まった熱を冷ます効果があります。

    佐野さん:夏のアスファルトって特にとても高温になりますよね。

    山下さん:夏の時期って、アスファルトが60~70℃にまであがることもあるって聞いたことあります。そういうのがきっかけで夜寝づらくなったりするんですね...

  • Q私は打ち水をやったことがないのですが、打ち水のやり方ってあるんですか?

    A:打ち水のやり方はとても簡単です。まず水を用意すること、そして撒くだけです。打ち水は誰でも手軽に行うことができますよ。

    佐野さん:確かに誰でもすぐ出来るくらいの簡単さですね。ただ、私の家にはひしゃくとかがなく...道具を用意するのが大変ですよね。

    A:ひしゃくと桶でやらなければいけないわけではないですよ。家にあるバケツを使って手で撒いてもいいですし、ペットボトルに入れてそのまま撒いても手軽ですよね。

    竹本さん:確かに...。なんとなくひしゃくと桶を使うイメージでしたが、水を撒ければいいですもんね!撒く水はどんな水を使ってもいいんですか?

    A:お風呂の残り湯や雨水などの二次利用水を使うとエコでいいですよ。

    山下さん:打ち水を行ううえでの注意点などはありますか?

    A:道に歩いている人に水がかからないようになどの気遣いは大切にしてほしいですね。

  • Q東京都では、打ち水についてどのような取り組みをしているのでしょうか?

    A:東京都では、昨夏に打ち水が東京のおもてなしとして定着することを目指し、都内各所で打ち水を繰り広げるイベント「打ち水日和」を実施し、日本の文化・風習である打ち水の普及に向けて取り組みました。
    今夏も引き続き、都内の様々な主体による打ち水を実施することで、暑さ対策の気運を醸成していくため、夏の間都内で打ち水を実施していただける団体(企業やグループ等)を募集しています。

    竹本さん:ぜひ打ち水をやってみたいです!

    A:ご応募いただいた団体には、先着でひしゃくやはっぴなどの打ち水グッズを提供しています。
    ※打ち水グッズの提供は終了しました

    佐野さん:はっぴを着たりひしゃくを使って打ち水をやると、気分があがりますよね!応募したい場合はどのように申し込めばいいでしょうか?

    A:東京都環境局のホームページから応募用紙をダウンロードしていただき、下記の宛先に電子メールで提出いただくことで応募することができます。
    打ち水をしたら、ぜひ写真や感想を「#打ち水日和」でSNSで発信し、多くの人に打ち水を伝えてください。

    山下さん:確かに、打ち水って知ってはいるけど...なかなか私たちのような世代では身近に感じてはないと思うから、SNSで発信することで色々な人に身近に感じてもらえますね!
    私たちもPRアンバサダーとして、打ち水を多くの人に知ってもらえるよう頑張ります!

  • Q東京都では今年の夏、打ち水のイベントを実施致しますか?

    A:7月23日(月)に、今年3月にオープンした東京ミッドタウン日比谷で都主催の打ち水イベントを実施いたします。都知事も打ち水を行う予定となっており、来場者の方にも打ち水を実施していただくことができます。ぜひご来場ください!

キャンパスラボとは

各大学のミスキャンパスによる、社会課題に主体的に取り組むプロジェクトチーム。10代・20代の若年層のマーケティングから商品開発、PRやプロモーション立案まで一貫して考え、企業や自治体と共創し課題を解決します。

打ち水の作法

  1. 其の一水を用意する

    雨水やお風呂の残り湯など(二次利用水)を使いましょう

  2. 其の二水を撒く

    朝、夕が効果的。ご家族や近所の方と一緒にどうぞ

  3. 其の三涼を得る

    撒いた水が冷気を呼び込みます

打ち水の文化

出典:「東京名所尽 愛宕山遠望図」(天保期(1840-43)頃)、港区区立港郷土資料館

戦国から安土桃山時代を経て「茶の湯」が成立しました。「茶の湯」では、礼儀作法としての打ち水が行われます。
江戸時代には、「打ち水」が俳句に詠まれたり、浮世絵に描かれており、涼の手段として一般的であったと考えられます。

打ち水の目的には、夏の暑さを和らげることに加えて、道の土埃をしずめる、客を招く時に玄関先や道に水を撒くことで心地よく迎える、お清めの意味、などがあったと考えられます。

文献出典:「打ち水」年表(抄)(平成21年、特定非営利活動法人日本水フォーラム 浅井重範)